青色申告に必要な書類

青色申告をするためには、

正確な書類の提出が重要です。

以下の2つの書類を税務署へ提出する必要があります。

①開業届:

事業を開始したら、開業届を提出します。

開業届は事業開始から1カ月以内に提出する必要があります。

開業届には、事業の種類や名称、

所在地などの情報が含まれます。

②青色申告承認申請書:

青色申告をするためには、

青色申告承認申請書を提出します。

開業してから2カ月以内、

または青色申告をしたい年の3月15日までに

提出する必要があります。

青色申告承認申請書には、

事業の収入と経費の明細、申告の方法

（複式簿記）などの情報が含まれます。

これらの書類は、税務署で入手するか、

国税庁のウェブサイトからダウンロードできます。

記入が分からない場合は、

税務署で丁寧に教えてもらうことができます。

また、開業freeeというソフトを使用すれば、

開業届や青色申告承認申請書の作成が無料でできます。

提出期限にも注意しましょう。

開業届の提出は特に厳密な期限はありませんが、

なるべく早めに提出することをおすすめします。

一方、青色申告承認申請書は期限を過ぎると

来年からの青色申告になってしまうため、

期限内に提出することが重要です。

最後に、

青色申告承認申請書を提出する際には、

「複式簿記」の選択を忘れないようにしましょう。

選択しないと、簡易簿記扱いとなり、

10万円の控除しか受けられません。

正確な書類の提出と適切な申告方法の選択によって、

青色申告で最大の控除額で税金を節税することができます。