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老後の安心を築くために知っておきたい公的年金の重要性と具体的な受給額

老後の安定した生活を支える柱

公的年金の重要性と受給額

あなたは理解してますか?

 

公的年金は、

老後の生活を安定させるために重要な制度です。

この記事では、

公的年金制度の概要と受給額について説明します。

 

公的年金制度は、

国民年金と厚生年金の2つの階層から成り立っています。

国民年金は基礎年金とも呼ばれ、

会社員や自営業者など、

働くすべての人が加入する制度です。

保険料の納付と受給額は一律です。

国民年金には

1.老齢基礎年金

2.障害基礎年金

3.遺族基礎年金

の3つがあります。

厚生年金は、

国民年金に加えて会社員や公務員が加入する制度です。

保険料と受給額は、

給与や勤続年数に応じて異なります。

厚生年金には

1.老齢厚生年金

2.障害厚生年金

3.遺族厚生年金

の3つがあります。

公的年金の受給額は、

国民年金では納付期間や未納の有無によって決まります。

最大約40年間(20才〜60才の480ヶ月)の納付期間があり、

満額納付で年間約78万円の受給が可能です。

厚生年金の受給額は、

勤続年数と平均年収に基づいて計算されます。

大まかな計算式を挙げると、

勤続年数 × 平均年収 × 0.005481

となります。

40年 × 500万 × 0.005481=年間約110万円

 

公的年金は、

私たちの老後の生活を支える重要な柱です。

正しい知識を持ち、

適切な加入と納付を行うことが必要です。

【具体例】

会社員の夫と専業主婦の家庭の受給額

例えば、会社員の夫と専業主婦の家庭では、

公的年金の受給額は以下のようになります。

公的年金の受給額

夫の厚生年金:約9.0万円/月
夫の国民年金:約6.4万円/月
妻の国民年金:約6.4万円/月
夫婦で合わせると、約22万円/月

公的年金を受け取ることができます。

もし夫婦が65歳から90歳までの25年間、

毎月22万円の公的年金を受給した場合、

総額6600万円の年金を受け取ることができます。

公的年金がなかった場合、

自分たちでこの金額を用意しなければなりません。

なお、例えば20歳から60歳までの40年間、

毎月5万円を3%の利回りで運用した場合でも、

約4600万円となります。

公的年金は、

老後の生活を安定させる上で非常に重要な役割を果たします。

自分自身や家族の将来を考える際に、

公的年金の受給額を確認し、

適切な加入と納付を行うことが大切です。

 

老後の生活の柱として、

公的年金に加えて個人の節約や資産形成も考えましょう。

適切な計画と対策を立てることで、

安心して豊かな老後を過ごすことができます。

岩井コスモ証券